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6月, 2017の投稿を表示しています

梅雨の時期にはこんなアロマを♪

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植物にとっては恵みの雨。 気づいたら梅雨になっていて、 半袖ではまだ少し冷たいような、でも暑い。。ですね。 湿度が上がるこの季節、上半身は暑くても、下半身は水分の影響で冷えていて、 上下のバランスが悪くなりやすいです。 そこで、友人のプライベートサロンで、しっかり温まってきました! 岩盤浴マットの中で温まるのですが、 上半身は汗をかくのに、足はなかなか汗をかきません! 汗をかくバランスが悪いのは、上下の体温に差があるからで、 暑い暑いと思っていて、冷たいものを飲んだり、身体を冷やせば、 足はもっともっと体温が下がっていく。。。 自分の身体のアンバランスさに納得です。 最近とても暑くて、上半身ばっかり汗をかくので、 ついつい冷たいものを飲んでしまっていました。 反省です。 【梅雨の時期はどのアロマ?】 湿度の高いこの季節。 乾燥が強いヨーロッパからやってきたアロマセラピー。 翻訳された本には、乾燥対策についてはたくさんあっても、 湿度の高い日本のためのレシピを探そうとしても、 湿度対策についてはあまり載っていません。 セラピストなら、自分で考えてホリスティックに考えていきますが、 そこでヒントにしたいのが、東洋医学アロマセラピー。 自然界には6つの気 「風」・「寒」・「暑」・「湿」・「燥」・「火」があると考えられています。 梅雨になり、湿度の高い季節には「湿邪」という不調の原因が存在します。 カビが発生しないように、換気や除湿を行いますが、 体の中も「湿」による不調が出ないように 除湿することが大切という考え方。 東洋医学アロマセラピーでは、 「温性」と「燥性」の精油を使って、湿って冷えた身体のバランスを整えていきます。 例えば スコッツパイン( Pinus sylbvestris )。 呼吸器系へ鎮痛作用や殺菌、関節の痛みなどに用いています。 そして、ローズマリー ( Rosmarinus officinalis ) 東洋医学の性質はスコッツパインと似ています。 体内循環を促し、気血の循環も促していくため、 手足の冷えにおすすめ。 もう一つ、カルダモン( Elettaria cardamomum )。

フェイシャル新講座のご紹介♪

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6月に、新しいフェイシャルの講座をスタートしました! 卒業生や受講生から、以前よりご相談をお受けすることが多かった フェイシャルのクラス。 IMSIらしく自然療法に拘りながらも、技術のブラッシュアップもできるような講座 にしたいな~と、講師で相談し合い、 ・クレンジングとハーバルクレイマスク ・メリディアンアロマフェイシャル のクラスを開講することになりました。 自然の恵みを取り入れるということでは、 アロマセラピーの精油だけでなくて、 ハーブ療法や、鉱物であるクレイを上手にセラピーに活かせたらいいな~ という想いで、 なかなかフェイシャルが不安。。。というお悩みを、 楽しくフェイシャルができる!フェイシャルやりたい! というハッピーな気持ちに変化して頂けたらいいな、 というのが私の想いです。 「セラピーは、真剣に、愛情一心にケアする気持ちと、  それを楽しむ遊び心や探究心も同じくらい大切。」 と日々感じている私です。 楽しい!っていう気持ち、ものすごくポジティブな原動力になりますよね。 <クレンジングとハーバルクレイマスク> 基本的なクレンジングのテクニックだけ学ぶより、 フェイシャルにお勧めのハーブや、クレイ、 マスクの作り方が知れたら、 セルフケアでも、クライアントへのメニューにも 美白効果や、肌を引き締め、明るいトーンにする、などとても有効的。 ハーブの植物の恵みと、クレイのミネラル成分や、クレイならではの作用は、 お肌に心地よい働きをしてくれます。 精油の一緒に取り入れれば、最高のフェイシャルタイムになりますよ。 <メリディアン アロマフェイシャル> スウェディッシュマッサージのテクニックである、 筋肉をほぐしながらの、ディープリラクセーションを促していく オイルトリートメントに、経絡の流れを意識しながら、お顔の経穴を学んで頂きます。 学ぶ経穴は全部で20ほど。 え?覚えられるかな。。。 私も最初はもう少し減らそうかなと思ったのですが、 メニューとして組んでみると、リズムが生まれ、 自然と流れに沿っていけるので、楽しいリズムタッチで行うことができます。 フェイシャルにお勧めの精油を学んで頂き、 優しい筋肉リリースと、経絡への心

交換セッション!

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ロンドンで、一緒にITHMAに通っていた友人と 交換セッションをしました。 私はアロマセラピーのトリートメント、 彼女は、リフレクソロジー。 久しぶりに会って、 近況を語り合うのも、とても大切な時間。 帰国してから、同じ原点を持ちながらも、 それぞれ違うライフワークがあって、刺激になります。 彼女は、心で感じるものをとても大切にしていて、 私に意見を言ったり、アドバイスしたり、そういうものではなくて、 私の中にあるものを自然と聞いてくれます。 だから、不思議と、今感じることが言えてしまう。 セッションに入る前の、お互いをセラピーし合うような、 だからと言って、何かアドバイスするまでもない、 ただただ、お互いが言い合って、受け入れ合う感覚が、とても好きです。 前日に、毎月のセラピーボランティアに行ってきて、 5名の方の足をマッサージさせて頂いて、 今日は、自分が同じようにリフレクソロジーを受ける。。。 施術をすることと、受けること、 セラピストにとっては、同じ気分だったりするな~と感じながら、 セッションを受けながら、ここちよーく、寝入ってしまいました。 前日の患者さんも、こんな気持ちでいてくれたらいいなー、と思いながら。 目覚めはとってもすっきりしました。 不思議と、自分が想像していなかったところに刺激を感じて、 身体の声に耳を傾ける機会になりました。 少し、不安や焦りがあるのかな、という彼女の今を感じながら、 最初に希望された精油は、バジルでした。 バジル・・・そうそう、、、ブレンドのアクセントにとてもいいスパイス。 たった1滴入れると、パチュリでもない、サンダルウッドでもない、 心地よい刺激と、力強いベースとなるエネルギーになる。。。 結果選んだブレンドは、バジル・マンダリン・カルダモン・ゼラニウム。 アロマのブレンドも一期一会。 この時にしか出会いない香りのハーモニーになります。 心地よいセッションの時のイメージ、 ゆったりと、波が揺れるような、余韻に包まれながら、 お互いの空気感が一緒になる感じ。 いい気が巡るセッションでした。 2人で話すのは、ロンドンのこと、今のこと、これからやりたいこと。

セラピーボランティアvol.4

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5月もセラピーボランティアに行ってきました。 通常4名の方のご予約をお受けしていますが、 ありがたいことに、今回は5名の方にご希望いただきました。 さすがに、5名をお受けすると、腰が痛いです。。。汗 セラピーの部位が、腰や背中となると、 体勢を崩した状態での施術となることも多く、 しんどい、、と思うことも正直ありますが、 患者さんのリラックスした表情を見ていると、 体勢を忘れて一心にほぐしながら、 嬉しい気持ちがじわじわ、慈愛精神がじわじわ出てきます(^^♪ 最初に伺った70代の女性。 浮腫みが酷くて、自分の足を見るのが辛いと おっしゃっていました。 受け止めきれない気持ちがあって当然。それが人間というもの。 心の中では「私が来たからもう大丈夫。その気持ち共感し合いましょう。」 そんな思いを勝手に抱きながら、寄り添えることに嬉しさを感じます。 ゆっくりと、柔らかい圧で、じんわりと足を揉んでいきます。 患者さんがおっしゃいました。 「自分でも見るのが辛いって目を背けていたけれど、  こうやって触ってもらうと、温かさや気持ち良さをちゃんと感じて、  大切な体なんだって、思えるわね。」 あぁ、良かった。これがセラピストの何よりものやりがいです。 揉んでもらって、浮腫みが改善されたことを喜んでもらいたいのもそうですが、 患者さんは、タッチングによる心地よさを感じて、 自分という存在を実感しているのかもしれないな、って思う時があります。 痛いとか、重だるいとか、なんでこんな体調なんだろうとか、 そうやって思うことが多くなっていた感情から、 心地良い、気持ちいい、楽になった、っていう感情で満たされたら、 セラピーは素晴らしい時間となり、心のエネルギーになると思います。 物理的な体調の回復を願うことだけでなく、 ハッピーな気持ちを贈ることができる、 それが補完療法の現場のセラピーです。もちろんセラピー全般に言えること。 月に一度のボランティアなので、もうこの患者さんにお会いすることは ないかもしれない。。 だけど、ひと時、心と身体に一緒に寄り添ったセラピストがいたことを 覚えてて、その時のじわじわしたハッピーの感情を また思い

日本の大自然を満喫vol.2

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富山の蒸留見学 後編です! ミズメザクラの木をいたるところで見ました。 案内してくださらなければ、これがミズメザクラだって、道路からは なかなか気づくのが難しいものですね。 ミズメザクラは、ウィンターグリーンの精油のように、 精油成分がほぼサリチル酸メチルです。 なので、湿布~!という香りですが、どこか甘さがあるんです。 爽やかさが心地よく、スーッと馴染みます。 ミズメザクラの葉 ミズメザクラの葉 車でしばらく行くと、目の前に、一本ぐーっとそびえる ミズメザクラの木がありました。 あまりに凛とまっすぐ伸びていて、言葉を失いました。 なんという存在感! 伺うと、樹齢50年くらいではないか、ということでした。 精霊が宿っているようで、大きなオーラがあります。 樹齢50年ほどと思われるミズメザクラ 今回の山間部の見学で、この木が一番印象に残っています。 精油は、小さな小瓶に入っていて、その精油のもともとの形が どんな大きさで、どんな環境で育ったのかは、 セラピストは知り得ません。 根を生やした環境に順応しながら、 大地と太陽からエネルギーを吸収して生息していたんだということを想像し、 生命力をしっかり感じることも大事だと教えてくれている気がします。 精油も有限。自然環境のバランスが維持されているからこそ その恩恵を私たちは受けられるんですよね。この環境がずーっと続いてほしい と強く思いました。 天然の杉の木を見るため、雄山神社を訪れました。 樹齢300年近くにもなる杉の木を見ることができました。 天然の杉 森林研究所に立よりました。 こういう研究所があるということも知らなかったのですが、 様々な杉の研究が行われていて、 ヒマラヤ杉もあり、全国の杉が研究のために植えられていました。 驚いたのが、花粉の発生しない杉の木が、 この森林研究所で見つかったそうです。 花粉に悩むことがなくなる日も夢ではないかもしれませんね! ヒマラヤ杉 各地の杉の研究 この下の写真は、杉の苗を育てている場所です。 手前が一年目で、一番奥は三年目。 三年経ったら、いよいよ森に植樹されます。 木材として使われるまでには、4