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ガブリエル・モージェイ氏来日します!

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新しい年がスタートしました。 昨年は、アロマセラピーの講師というお仕事を頂いて、少しずつ自分が学んできたことや 伝えていきたいことを発信できる場を広げることができ、 サロン活動では、新しいフィールドで新しい仲間とセラピスト活動を始めることができ、 とても出会いの多い1年でした。 今年は、さらにもっともっと多くの方に、、、! アロマセラピーという言葉はよく聞くけど、いまいちよくわからないって思っている方や 流行りで精油をいくつか買ってみたものの、数回使ってお家に眠ってる。。という方や もっとたくさんの精油を知りたい!香りってすごい力があるって最近気づいた! という方へ、香りの魅力から、簡単で効果的な使い方、 アロマセラピーは実は世界中と繋がれる素晴らしい文化ということまで、 アロマセラピーを身近に感じて、自然の香りを楽しんで頂けるように企画していきたいと思います! その第一歩として、ご紹介したいことがあります! 来月2月12日から3日間、自然療法の国際総合学院IMSI主催の、 ガブリエル・モージェイ氏来日セミナーです! 精油のこと、その種類や産地、成分や作用など、 関わり始めると、とても奥が深いアロマの世界なのですが、 ガブリエル先生の視点もまた、精油の奥深さを改めて感じさせるものです。 私たちの嗅覚は、現代に生きる私たちが想像する以上に、たくさんの情報を得ることができるし、 実際に気づいていないところで、実は重大な気づきを与えてくれる感覚です。 絵を見たり、音楽を聴いたり、何か芸術に触れた時、感覚と感情が重なり、 人はそれぞれの感性が働いて、感動したり、涙が出たりしますが、 精油を嗅いだ時も、同じように感性が働きます。 目には見えないし、音もない世界で、なかなか言葉で表現することの難しい、嗅覚の世界。 精油を嗅いだ時の感情や、心や体の変化を、 たくさんの表現を駆使して、説明してくれるのがガブリエル先生と言えると思います。 (あくまで私の考えです) たった1つの精油を嗅いだだけでも、素晴らしい感動を得ることができますが、 ひとつひとつがどんな素晴らしい精油で

NHSロイヤルフリーホスピタル 3日目

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いよいよ最終日の3日目。ようやくホスピタルへ行くことにも慣れてきたのに、 今日が最後だと思うと、悲しい気分になりました。 ピンク色のTシャツを着たキースさんが朝から満面の笑みで挨拶のハグをしてくれて、 3度目の大きなハートに包まれ、ここでの出会いは本当に宝物になるなと 思いました。  世界中に数えきれないほどのセラピストがいると思いますが、会った瞬間にこれほどの 愛で包んでくれるセラピストはどれだけいるでしょう。 温かいハートは常にオープンにしておくと、相手との距離が一瞬で縮まります。 本当にここは、言葉では教えられないことをたくさん教えてもらえる場所です! 3日目は、がん病棟のあるフロアーを見学させて頂きました。 がん患者さんといっても、治療の進捗や内容は様々で、 見た目には全く治療中であることがわからない方もいますし、これから、詳しい検査や告知を控え ている方もいらっしゃいます。 この日は、月曜日ということで、週末にご自宅で過ごされている患者さんもいて、マッサージリスト 通りには進まないと言われていました。10時頃病棟のフロアへ向かうと、1人のナースが声をかけ てきました。朝一番にマッサージをお願いしたい女性の患者さんがいるというお話でした。 入院したばかりの方で、今日の午後、担当医から病状についてのお話をしなければならず、 その前に心を落ち着かせるマッサージをしてあげてほしいとのことでした。 私も、セラピストもその真意を汲み、彼女のもとへ向かいました。 調子はどう?と聞くと、とてもいいわという明るい返事が返ってきました。 背中のマッサージを見学させて頂きましたが、その間、彼女は窓の外の景色をじっと見つめて、 その表情は気丈にふるまっているように見えました。 セラピストは、クライアントの言葉だけを鵜呑みにすることはできません。 なぜかというと、本心ではないかもしれないからです。 セラピストだからといって、クライアントが全てを打ち明けてくれるわけではなく、 言葉では伝わってこない、心にある思いを、表情やしぐさや体の感触から感じとることも時には 必要になります。 感情移入はしないほうがいいですが、 その瞬間を生きているクライアントのスピリッ