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5月, 2017の投稿を表示しています

日本の大自然を満喫!

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再び、富山へやって来ました。 天気は、雨マークで、残念~!と思っていましたが、 ぎりぎり持ちこたえてくれて、1日、精油の蒸留と、富山の大自然を満喫してきました。 今回は、ヨモギの蒸留を見学させて頂くために訪れました。 解説してくださったのは、アロマセレクトさんの坂本さん。 蒸留装置について、仕組み、立山から、どんな植物を蒸留するかなど、 お話してくださいました。 左がヨモギ、右がクロモジを蒸留中で、2つの香りがふわ~っと広がり、 香りだけでなくて、植物のエネルギーが一面に充満しています。 ヨモギの蒸留 前回見学に伺ったときに、ヨモギはとても綺麗なブルーの精油と伺っていて、 ぜひともその色を見たかったので、今回特別にお声掛けくださったのですが、 念願のその精油に出会えて、とても興奮しました。 本当に綺麗なブルーです。 カモミール・ジャーマンもブルーの色をしていますが、 成分は異なるそうです。まだ研究段階で、詳しいことはわかっていません。 どんな香りかというと、 ニオイコブシや、クロモジほど、トップノートで香る強さはありません。 雑草と見間違えるような、低いところで、ひっそりと自生するヨモギの 植物のように、控えめな香りです。でも、とても懐かしい、知らぬ間に、 森林の中で味わっている香りって気づきます。 森に入ると、深緑の香りを感じますが、その中の1つなんだって 気づかせてくれました。 精油の不思議はまだまだ尽きませんが、 薬草としても、身体を温める効果としても、よく用いられるヨモギ。 精油は、今日は購入できませんでしたが、 ぜひ、トリートメントで試したいなぁと、今から楽しみです。 立山杉 蒸留を見学した後、 実際に立山に自生している、木々を見に出かけました。 舗装はされているものの、とても急な山道を移動し、 揺れに揺れながら(笑)、森林ドライブを楽しみました。 途中で立ち寄ったダム 地元の方が教えてくださいました。 富山湾でとれる魚は、日本全国の魚のほとんどの種類を採ることができるのだとか。 また、別の方が教えてくださいました。 立山の森林

瞑想とアロマ

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喉の調子がここ数日悪化し、なんとなく気分も冴えなくて、 こまったな~と思いながら、 喉のためのアロマセラピーケアを行いました。 うがいは、コップに一つまみの岩塩と、ティートリー精油1滴を入れて、 お水がなくなるまで、うがいします。 これを1日3回~5回。 1日で治るときもあれば、数日かかる日もありますが、 以前は抗生剤や炎症・痛み止めの薬を、数日のみ続けていたことを考えれば、 だいぶ自然療法で改善できる方法に救われています。 体の不調は、何かのサイン。 単純に喉が痛いで終えてしまわずに、 心や体が抱える根本に向き合うのも大切なこと。 とても素晴らしいタイミングで、 大内雅弘先生の「インナースマイル瞑想」のワークショップに 参加しました。 ヨガや太極拳、瞑想や呼吸法、 そのほか、東洋・西洋のさまざまな哲学やヒーリングを取り入れた TaoZenメソッドを広め、国内外から支持を集めている方です。 日々、活動的に過ごしていると、 ついつい自分と向き合うことを忘れてしまいますが、 久しぶりに、「自分と内面」、「自分と体」、というつながりを 見つめる時間となりました。 先生のお話のテーマでもあった、 東洋医学に通じる五行六腑の考え方から見る「感情」。 「怒り」と「優しさ」・・・木 「傲慢さ」と「愛」・・・火 「不安」と「寛大さ」・・・土 「悲しみ」と「勇気」・・・金 「恐れ」と「柔軟性」・・・水 ネガティブ、ポジティブに表現される感情は、 表と裏の関係であり、 両方があるから、 生き抜く力になり、大切にしたいものを守る力となります。 ガブリエル・モージェイ先生も、 ロンドンでアロマセラピーを学んでいるとき、 感情と精神のバランスを取り戻すための東洋医学的な見方 を教えてくださいました。 私が目指しているのは、 そこから、精油のブレンドを導くということなので、 感情と精神のバランスを読み解くのは、 修行だな~と思いながら、 せっかくセルフセラピーの時間を頂いたので、 自分へのブレンドを考えました。 ワークショップ中、私の感情にあるものはなんだろうと考えながら、 揺るがない

和精油と「香」

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昨日、IFPA会員のための無料勉強会を開催し、 「香」の世界と、「和精油」の世界にたっぷり浸って頂きました♪ 人間の文化的な営みの中に、香りが関わり、 香りを「文化」として発展させてきた歴史があることを学んだのは、 大学生のときでした。 日本には、「香」を独自に発展させてきた歴史があることを 学びました。 ゆっくりと、≪心≫で香りを味わい、 香りは政治的な儀式から、自己を表現する手段としても用いられました。 ヨーロッパ圏で発展した香水と似ているところもあり、 似ていないところもあります。 体臭を消すためや、薬理作用を期待するためではなく、 純粋に「香」を味わい、奥ゆかしさを持ち、 さりげなく自己を魅了させる手段。 日本らしい考え方によって発展しています。 私がアロマセラピストを志したのは、 大学を卒業して数年後、 異なる目的からだと思っていました。 精油の香り成分で、心身のヘルスケアをしたいという思いで、 化学成分や心に与えるパワーなどを学んでいました。 日本の「香」と「アロマ」が最初は結びついていなかった私ですが、 それぞれの専門書を読み、香りの元となる植物を学んでいくうちに、 二つには共通点がたくさんあることに気づきました。 精油で抽出される香りも、「香」の香りも同じ植物が使われている! サンダルウッドは白檀として親しまれていますが、 それ以外にも、 精油としても「香」としても使われている植物があります。 パチュリや、フランキンセンス、ミルラ、スパイクナード、 シナモン、など。 香りは目に見えるものではないし、 香りそのものも、精油と「香」とでは、 香りに違いがあります。 名前も、精油は英語表記、「香」では漢字表記で、 香りを嗅いだだけでは、植物を想像するのが難しいです。 「香」で利用されている香りの素材が、 外来のものであることを知り、どんなものが使われているのか 紐解いていくうちに、 古代は、インドやエジプト、アラビアの世界に期限を持つ香りの文化が、 ヨーロッパへ、そしてアジアへ、 2つに分かれていったわけなので、 結局のルーツは同じなんだと気づいてから、

救世主のヒソップ精油

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4月29日、IMSIセラピーフェスティバルが 盛況に終わりました♪ 次のフェスティバルについての構想を練りながら、 いつもパワフルな嵯峨先生が、 昨日は、少しお疲れが出ているのか、 少しダウンぎみ。。 消化器系のエネルギーが落ちているかな、という感じだったので、 セリ科の精油をいくつか試香頂き、アロマ談で盛り上がりました。 私自身は、セリ科の精油の香りがあまり得意ではないのですが、 疲れが溜まり、消化器系がいつもより元気でないときには、 セリ科の精油を「良薬口に苦し」ではなく、「良薬鼻に苦し」笑 という気持ちで、セルフケアトリートメントに使います。 もちろん、セリ科の精油が好きな方もいらっしゃると思うので、 香りをまだ試したことがない方は、先入観を持たずに、ぜひ試してくださいね。 コリアンダーシードはセリ科の中でも芳香性の良い精油です。 Aniseed, Coriander seed, Caraway seed, Angelica Root ふと、嵯峨先生の気に留まったのは、セリ科ではなく、 「ヒソップ」の精油。 香りを嗅いでいるうちに、エネルギーが少し回復した様子の先生を見て、 ヒソップの力強さを感じました。 Hyssop ローズマリーと同じシソ科で、香りもどこか同じものを連想させます。 植物で見ると、同じシソ科のラベンダーを思わせるような形です。 香りを試すと、ローズマリーの強壮作用と、 ラベンダーの優しさを合わせたような印象を持ちますが、 ローズマリーもヒソップも、ラベンダーも、成分は異なります。 ヒソップ その強壮作用は、力強さがあり、肺を強壮し、免疫機能を高め、 ヨーロッパでは、古代から大切な薬草の一つとして利用されてきました。 免疫力を高めたいときや、食欲が減退しているとき、 また、急性の疲労にも勧められます。 香りを嗅いでヒソップに惹かれた嵯峨先生には、 まさしくぴったりの精油でした。 今日は元気で笑顔の素敵な嵯峨先生に戻っています♪ ラベンダーやユーカリ・ラジアータに数滴ブレンドすると 使いやすいです。 GWなど、連休に入ると体調を崩すことが多い方や、 お休み明けに、なんとなく気力が戻