介護施設でアロマセラピー


夏真っ盛りの8月上旬、京都へ行ってきました。

アロマテラピーの学校、
ジャパン・エコール・デ・アロマテラピー(JEA)さんでの試験官のお仕事の合間に、

「ぜひ一度、卒業生の活動団体であるソレイユさんの見学をしたい」

と不躾ながらお願いしたところ、親切にお受けくださり、

介護老人保健施設で行われているアロマセラピーを見学させて頂けることになりました。


素晴らしいこの活動をぜひブログで紹介したいと、
セラピストの方と施設の方の許可を頂いて写真を掲載しております。

セラピストの皆様


私のお願いに、とても親切にご説明くださった
4名のセラピストの方々↑↑

セラピストマインドも素晴らしいのですが、
ホスピタリティの高さに頭が下がりました。

お伺いしたのは、介護老人保健施設なごみの里さま。

月に一度、2時間ほど(お一人約15分)、
施設を利用されている方々に、
アロマセラピーのトリートメントを行っています。

この日は、10名の方からのご予約がありました。

もう10年くらいこの活動は続いているそうですが、

施設のスタッフと、セラピストの連携も良く、

長い年月で積み重ねた歴史と、チームワークを感じました。

下肢のトリートメント

工夫されているところは、
利用される方ごとに、必ず施術記録があり、
セラピストは、毎回その日のことを記録に残しています。

会話もとても楽しくお互いに受け答えされていて、
利用者の方を常に気遣いながら、リラクセーションを促していく姿に、
ハートフルな慈愛を感じ、見学している私も、自然と笑顔になりました。

首のトリートメント

男性と女性の時間を分けて施術をすることや、
脱衣が必要な場合のサポート、
利用者の方の要望に臨機応変に対応されているところなど、

下肢のトリートメント
チームワークを大切にして、
工夫を重ねているところがよくわかり、とても有意義な時間でした。

始まる前に、リーダーの方から、
「せっかくなので、今日の精油ブレンド考えてください。」

とお願いされ、
10種類ほどの精油の中から、
ゼラニウム、プチグレン、ティートリー、ローズマリー

を選択。

お部屋は、アロマが香る空間に変わり、
みなさまに喜んで頂けて、何かお役に立てたような、
嬉しい気持ちでした。

こういう活動が、もっと広がるといいなという思いと、
責任とプロフェッショナルな精神がとても求められるという思いも、
両方学ぶことができました。


ボランティアという枠、職業としての枠、
アロマセラピストは様々なところで活躍しています。
そこには、枠を超え、人と人が繋がる美しさがあります。

また一つ、心が豊かになる経験ができました。
最後までお読み頂きありがとうございます。


アロマセラピーボランティアのこと、
プロフェッショナルな国際資格については、
東京、表参道にある自然療法の国際総合学院IMSIにて
お伝えしています。お気軽にお問い合わせください。
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