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12月, 2016の投稿を表示しています

2016年から2017年へ

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明けましておめでとうございます。 2017年になりましたね。こんなにあっという間に明けてしまうなんて。。。 気持ちはゆっくりでも、時は待ってくれないものですね。 2017年も邁進すべく、新しいことに挑戦したいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。 12月23日、ボタニカ2016の報告会を開催しました! 師走で忙しい&クリスマスとお休みがつながっている貴重な3連休!! にも拘わらず、お越し頂きありがとうございました。 2016年は本当に新しいことに挑戦し、駆け抜け続けた年でしたが、年の終わりまで、 アロマセラピーの今をお伝えできて、嬉しい限りです! 昨年は 様々なミッションを持って、 3度イギリスへ伺いました。 1年の間に、こんなにも行ったり来たりしたのも初めてですが、 それぞれすべてが新しい出会い、新しい挑戦があり、、、、 とても充実していました~!!! 日本では味わえない刺激や緊張感を感じつつも、 イギリスや各国に目を向けてみて初めて知ることができる、 アロマセラピーの新しい可能性や発見は、とても面白く、 もっとアロマを伝えて行きたい!という想いを熱くさせるものでした。 アロマセラピーは、 「感情と感覚の両方から癒しを与える最高のセラピーです。」 香りには、 感情を一瞬にして変える力があり、 トリートメントには 感覚を和らげ癒す力があり、 そのどちらもできるのは、アロマセラピーしかありません。 2016年も新しい香りや、新しいアロマの世界に出会えて幸せでした。 新しく学んだその世界を 2017年も情熱を持ってお伝えしていきます! さあ、いよいよ2017年がスタート。 もっとアロマを伝えていけるには、どうしたら。。。。 自然療法の国際総合学院IMSIでは、 日々講師やスタッフがアイデアを練り、思考を凝らしています! 来年からのコースについてはぜひスクールへ遊びに来てお尋ねください。 体験会を毎月開催しています。 そして、新しく気軽に始められるアロマセラピーのコースも始まりますよ~! IMSI夢を叶える福袋~! http://www.imsi

ボタニカ2016の旅⑤

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ご紹介したいボタニカカンファレンスのお話しはまだまだ続きます! 面白い講演がありました。 赤ちゃんの嗅覚に関する研究について。 フランスのストラスブールにある、National Center of Scientific Research(CNRS)の 化学者であるLuc Marlier氏の講演テーマは、 ≪The power of odours at the start of life≫。 訳すと「新しい生命が持つ嗅覚の力」 でしょうか。 誕生したばかりの赤ちゃんの嗅覚はどの程度心身に影響し得るのか、 匂いの感覚を脳がキャッチし、どのように行動に伝わるのかなどが研究されたものです。 (※研究内容は、精油をどの赤ちゃんにも試して良いというものではありません。   実践をお勧めしているわけではありませんので、ご理解のうえお読みくださいね。) 講演者Luc Marlier(フランス) 講演では、 1、赤ちゃんにとって、香りを嗅ぐという行為は、どの程度センシティブなものなのか? 2、病院で過ごす赤ちゃんにとって「香りの環境」は適切なのか? 3、心地よい香りを嗅ぐことは、赤ちゃんにとっても良い反応となるのではないか? がテーマでした。 赤ちゃんに限らず、香りを嗅いだ後の反応をどう捉えるかは、とても難しいです。 なぜなら、私たちをとりまく「香りの環境」は、人によって感じ方が異なるから。 人体に悪い影響がなければ良い。というのが現在の社会的な判断基準ですね。 でも、もう一歩考え方を進歩させて、 ”いかにより良い「香りの環境」にするべきか” に社会の視点が変わればいいな、とも思うところ。   その視点から立てば、 この世に生まれてきて最初に生活する病院の「香りの環境」の研究も、興味深いですね。 Luc氏の研究では、 保育器での生活が必要な赤ちゃんに、精油を用いて実験をしたところ、 身体の動きや、食欲を示す行動に良い反応があったと報告しています。 また、ネガティブな反応は認められなかったという結果もありました。 赤ちゃんを取り巻く「香りの環境」に研究の目が向けられ、 健やかな成長に何か役立てられたらいいなと期待したいです。 再度、

ボタニカ2016の旅④~Kew Gardens~

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カンファレンスが始まる前に訪れたキューガーデンの続きをご紹介します。 以前のブログでキューガーデンについての紹介を掲載していますので、 まだご覧になられていない方はそちらもぜひお読みいただけたら嬉しいです。↓ http://cuorebotanica.blogspot.jp/2016/09/in-brighton.html もともと精油に惹かれる前に、 植物からこんなにも元気をもらえる!と気づいてハッピーな気持ちになれたことが、 アロマセラピーを始め植物療法を学ぶきっかけでもありました。 芳香植物や薬用植物など、 人間が作ったカテゴリーを無視しして、 全ての植物には、自らを自らの力で治癒させる生命力と、 自らの命を絶やさないための素晴らしい順応力があると思います。 キューガーデンには、世界中から珍しい種の植物が届けられています。 世界の植物に学名がついているのは、 その歴史的進化が研究されているのは、 まさしくここキューガーデンです。 植物研究の総本山といったところでしょうか。 キューガーデンの温室の中で、珍しい姿をした植物に出会います。 目にする植物は、どうしてこんな形をしているのだろう、 どうしてこんな色になったんだろうなどなど、、、 不思議&面白さが広がっています。 不思議~な植物の姿をアップしていますので、 楽しみながら見てくださいね。 一つ一つの植物のちょっと変わった形やカラーを見ていると、 生命力そのものに個性があるから、さまざまに進化する可能性を秘めているんだな~と思います。 たっぷりエナジーを感じて、生きていることに感謝する気持ちが じわじわと溢れてきます! こういう一つ一つの違いを見て楽しむ心は、感性を養うのに最適! アロマのブレンドに悩む受講生がいます。 もちろん、薬理作用を考えて、香りの強さを考えていくことはとても大切です。 そこに何かプラスして、 自分らしいブレンド、Good!と思えるブレンドを想像する力は、 教科書を覚えるだけでは養えないと思っています。 植物でなくてもいいのですが、自然界が創造したもの、誰かが創造した芸術に