トリートメントのブレンド
スクールで、セラピーをお受け頂くお客様をお迎えしました。
施術にお越し頂くのは、2度目。
ブログにアップしたかったのは、
お客さまとのコンサルで選んだ精油のブレンドが、
初回と今日で全く趣きが違くて、
興味深いと思ったからです。
ブレンドした精油の組み合わせを、ご紹介します。
1回目のブレンド:
フランキンセンス、ニオイコブシ、クロモジ、レモン、シナモンリーフ
お客さまとのお話の中で決まるブレンドには、
毎回、異なる驚きや発見があり、私にとっては新鮮な精油との出会いです。
この時も、なんとも面白い組合せになったな、と思いました。
日本の精油にとても興味をお持ちいただき、
使ってみたいというご意向がありましたので、
結果的に和精油では、ニオイコブシとクロモジを選びました。
そこにシナモンが加わるというのが、意外でした。
これが不思議と合う組合せ。
お身体は、少し停滞ぎみで、
疲労感や鬱滞感があり、循環を促し、活力がほしく、
精神は、穏やかさが欲しいというご意向。
フィジカル面の軽快さと活性化、メンタル面での落ち着き。
この二つを考察して生まれたのが、上のブレンドです。
シナモンリーフは、桂皮のようなツンとした香りよりもマイルドな甘さがあり、
循環を高めながらも、気持ちに甘くスパイシーなアクセントをくれます。
他の精油の香りを壊さずに1滴加えたら、とてもなじんでくれました。
2回目のブレンド:
ローズ、マージョラム、スパイクナード、ユズ
お客さまから、
この暑さで眠りが浅く、だるさと眠さが辛いという訴えがあり、
始めはローズマリーや、ジュニパーはいかがかなと思ったのですが、
フィジカル面での辛さではないことが、話しながら感じとれました。
「心をぐーっと鎮静させて、落ち付きたい。」
というお話があり、180度チェンジ。
スパイクナードを差し出したとき、
この匂い苦手だったらベチバーにしようかなと思っていたのですが、
独特な香りを嗅いで頂いた瞬間、目の表情が変わりました。
「これ、すごく来ます。」=これ、すごく心に響きます。
ということでしょうか。
今日の出逢いはこれが正しいと実感し、
ここは直感ですが、ローズをお勧めしました。
スパイクナードとローズ。
とても深く、心を落ち着かせ、安堵と愛情を贈ります。
マージョラムは、前回のブログでも書きました。梅雨の季節にお勧めの精油。
ユズも、東洋医学アロマでは「燥」に属します。
籠ってしまった熱を循環させ、バランスを整えます。
施術中は、とてもぐっすりとされていました。
トリートメントの前の香りとの出会い、
とても好きな時間です。
次の出逢いも楽しみです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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