アロマセラピーディプロマコースで学ぶ実技と理論
4月開講のアロマセラピーのディプロマコースは、クラス6が終わりました。
クラス6は腕と腹部のトリートメント技術を習得するクラスです。
腕はしっかりとほぐし、腹部はじんわりと緩めていく。。。
人間の身体の感覚って不思議で、
圧の加減は部位によって様々にコントロールしていくことが求められます。
トリガーポイントだからといって、あるいは凝りがあるからといって、
強い圧を加えることだけがいいわけではなく、
セラピストが触れているその身体は、
筋肉があり、骨があり、リンパや血液が流れ、役割の異なる細胞の集合体。
そして、その方の心もそこにあります。
緩めること、ほぐすこと、解放させていくこと、
いろいろなことを感じ、考えながら、
クライアントとのコネクションを作っていくことが大切です。
クラス6では、
前回の理論のクラスで作成したインフューズドオイルを使って実習しました。
ラベンダーとローズの2種類。
2週間置いて、ハーブの香りと成分が溶け込んだオイルは、
少しねっとりとしていて、贅沢なオイルになりました。
次回の理論クラスは、
ブレンディングについて学んでいきます。
精油をブレンドするのに正解も不正解もありません。
香りに癒され、奥行きのある組み合わせであれば、それを使う方にとっての
ベストなブレンドになります。
基本的な香りのブレンディング方法は、あくまでも先人が考えたものであって、
自分の独創性を信じ、自由に組み合わせにチャレンジしていくことをお勧めしたいです。
そうは言っても、始めのうちはなかなか香りを描けず、
コンサルティングで10分も20分も悩んでしまわれる方がいるのも事実。。。
授業ではまず、基本的なブレンドのルールをご紹介していきます。
①香りのノート、1滴の芳香性の強さによるブレンド
②芳香エネルギーによる組み合わせ
③精油の作用や成分によるブレンド
アロマセラピストは、上記3つのブレンド方法を総合的に考えています。
③つのバランスが整ったとき、作用性も芸術性も高く、心・身体・精神に
働くブレンドが作れると考えます。
そのために、少しずつでも身につけなければいけないことは、
「一つひとつの精油の香りとじっくり向き合うこと。」
授業で学ぶ香りは70種類近くになります。
何が一番大変か、、、それは香りを感覚で覚えていくことです。
嗅ぎ分けるトレーニングもやります。
精油の名前を伏せて、香りを嗅ぎ、どの精油かイメージしていくことで、
嗅覚を鍛えていきます。
調香師が学ぶ方法だと聞いています。
そして、アロマセラピストは、これだけでは足りません。
その香りの特徴に+して、心身の不調に働きかける特徴が何かまで、
導き出していくことが必要です。
難しいと感じますか?
とーっても楽しいです♪
正解も不正解もありません。自分の知識と感性を信頼するのみです。
あせらずに、丁寧に精油と向き合い学んでいくことを
授業でもお話しています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
ヤロウ |
7月のディプロマコースが始まります。
7月、10月のコースにつきましては、スクールへお気軽にお問い合わせください。
http://www.imsi.co.jp/course/aroma/diploma.html
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