セラピーボランティア vol.2
今月の病院でのセラピーボランティアに行ってきました。
施術させて頂いたのは5名です。
80歳近い方、20歳前後の方 女性も男性も、
今日は様々な方とお話できて、とっても楽しい時間でした。
前回のセラピーボランティアブログでお話した、
20代の男性
今回で4回目です。
お母さまから
「今日のマッサージをとっても楽しみにしていて、
ちゃんと味わうために、眠たくならないように、
後がだるくなる治療はしないで待ってたのよ。」
となんだか嬉しいお言葉。
今日は、顔色もよくて、
お話は難しいのですが、
私の圧の確認や、部位の確認にも目でしっかりと
反応してくれます。
背中周りの浮腫みがいつもより気になり、
背中をゆっくりゆっくり摩りながら、
身体の水分の流れも感じていきます。
30分が あっという間です。
次の患者さんのところに行かなきゃ~と思いながら、
またオーバーしてしまいました。
患者さんの心地良さそうな表情を見ていると、
なかなか終わりです、と言えないんです。
「はい、お疲れさまでした。これで終わります。」
この一言を言うのがとっても辛いんです。(笑)
どれだけ楽な時間なのか、
本当にリラクセーションできているのか気にしながらも、
終わるころに、眠っていたり、
セラピーを受けていることに集中しているお顔を見ると、
心地よい時間を共有できた幸せを、
患者さんに感謝する気持ちが自然と湧いてきます。
今日最後の患者さんも、とても印象深い方でした。
物静かで、穏やかに、たんたんとしていたので、
看護師さんに勧められて、なんとなく受けてみる感じかな、
と思って、リフレクソロジーを始めました。
とても静かな時間。
お互いに一言も話しません。
でも穏やかな時間が流れていました。
ふと患者さんに目をやると、
涙が流れていました。
どれだけの感情があるのか、
私は考えが及んでいなかったんだと
反省しながらも、
必ずしも必要とされていないかもしれないセラピーの価値は、
この瞬間素晴らしいものであると、
私とその患者さんは感じているな、と思います。
これって、ロンドンでキースさんのお話を聞いている
時も感じた気持ち。
キースさんに今日の出来事を報告したくなりました(笑)。
何かを話すこともなく、
30分が終わりました。
でも、患者さんの体はとっても温かくなって、
最後に、「とっても気持ち良かったです。ありがとう。」
とおっしゃられ、笑顔が見れました。
また、幸せのお裾分けを頂きました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
またご宣伝ですが、キースさん、来日します。
補完療法の難しさも素晴らしさも、体験してきた方です。
ぜひいらしてくださいね(^^)/
キース・ハント氏来日セミナー(東京開催)はこちら
コメント
コメントを投稿