セラピーボランティア



毎月定期的に病院へセラピーボランティアに行っています。


様々な理由で病院に入院されている患者さんに

ほんの一時、辛いと思う気持ちと身体をリリースしてもらうため、

リフレクソロジーやマッサージをしています。


ロイヤルフリーホスピタルでの、実習などを活かしながら、
ボランティア活動をしています。


  

ロイヤルフリー病院での研修 


活動を始めて1年半が過ぎましたが、

伺う病棟もさまざまで、年齢や体調などが異なる患者さんと接し、

その時間を共有することは、

私にとって大切なセラピー活動の一つです。



前回のボランティアで、20歳前後の男性の方を担当しました。

背中が痛いと訴えるので、背中をさすってほしいというお母様のご依頼でした。

身体を自ら動かせないので、

お母様のサポートを頂きながら、身体を斜めにし、枕を挟み入れ、

隙間から私の手を差し入れ、背中をゆっくりとさすることから始めました。


身体は痩せていらっしゃるのですが、

20代男性の内臓は、ずっしりと重く大きさもあるので、

内臓を背中が支えきれず、背骨を圧迫しているな、という印象です。


体をさするという行為ではなく、

私の手で、内臓の重さを肩代わりしてあげることにしました。


背骨にずーんとのっていた内臓の重さを私の手で受け止め、

休みを入れながらも、30分の間、少しずつ部位をずらしながら行いました。


はじめはぱっちりと開けていた目がだんだん閉じて、

とても気持ち良さそう。

お母様から「こんなに気持ち良さそうな顔をしているのは、見たことがないわ。」

と嬉しいコメント。


お話ができないので、ご本人の感想は直接伺えないのですが、

身体の声のようなものを感じ取れる瞬間は、とても大切な時間です。


言葉が話せなくても、身体は何かを訴えている。

クライアントをしっかり観察していくことで

わかること、できることがたくさんあります。







いつもお読み頂きありがとうございます。

今年は、活動報告を増やしていきたいと思っています。

何かご参考になることがあれば嬉しいです。





自然療法の国際総合学院では、

“家族や大切な人のために学ぶ自然療法”をお伝えしています。

ご家族の介護や病院でのケアなどをセラピーで行いたいという方にも

活動が盛んな海外の情報も交えてお伝えしています。

私も何かしたいという方、ぜひスクールへご相談ください。

アロマセラピー3dayコース
http://www.imsi.co.jp/course/aroma/kiso.html

リフレクソロジー3dayコース
http://www.imsi.co.jp/course/refle/basic.html

リラックス脳3dayコース
http://www.imsi.co.jp/course/capacity/day3.html


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