2016年9月23日金曜日

ボタニカ2016 の旅②


Botanica2016 in Brighton!

‟Botanica”のカンファレンスは、2年に1度開催される、

英国のアロマセラピストやハーバリストが中心となって行う国際カンファレンスです。

2年前は、アイルランドのダブリンで開催され、

今回は、ロンドンから南へ1時間ほどのところ、ブライトンで開催されました。


会場となったサセックス大学


ブライトンの駅から約6キロのところにあるサセックス大学のキャンパスを借りて、

3日間のカンファレンスと、ワークショップが開催されました。


今回私は初めての参加となりました。

世界各国で活躍されているアロマセラピストやハーバリストなど、

アロマセラピーやハーブの第一線で活躍されている方々の講演を聴くことができたので、

一気にグローバルなアロマの世界が開けた気分でした。


そしてなんと、今回は46か国から約400人もの参加者が集まっていました。

緊張と、心配な気持ちが入り交じり、圧倒されながらカンファレンス初日が始まりました。





最初の開会の挨拶は、Rhiannon  Lewis

Rhiannon Lewisと


雑誌“International Journal of Clinical Aromatherapy”の著者&編集者であり、

彼女のもとへ精油の勉強のために世界中からセラピストが集まるカリスマ的存在。

カンファレンスのメインオーガナイザーです。

個人的にご挨拶させて頂きましたが、

とてもチャーミングな笑顔溢れる方でした。


彼女の挨拶で一気に会場が盛り上がり,

植物を愛し、育て、紹介していくことをライフワークにされている方々のお話しが始まりました。


≪講演の概要≫

1日目:“植物療法の本質と再びつながろう”

2日目:“精油のクリニカルアドバンス”/“活用されるフィトアロマセラピー”

3日目:“植物エキスの多様性”/“植物セラピーの多様性”


最適な日本語訳がなかなか難しいですが、なんとなくご理解頂けるでしょうか。

3日間は午前午後と概要が分けられ、

それぞれ27テーマでの公演がありました。
(2回異なるテーマで講演されていた方もいて、講演者は計26名)


イギリス、アメリカ、フランス、ギリシャ、南アフリカ、日本、クロアチア、オランダ。。。


私の小さな人生観では、イギリスで学ぶことがとても大きな冒険で、

イギリスで出会った先生方は、私が見ている世界より遥かに大きな世界にいるよう

に思えていました。

しかし、当然のことながら更に世界は広い。。。! 


精油は多国籍であり、様々な国で精油の採取が今も試されています。

将来は、もっと多国籍になるでしょう。

主な産出国も変わるかもしれません。


アロマセラピーの未来を考えるなら、もっとグローバルな交流と可能性を見出さなければ。。。

そんなことを初日から考えていました。

でもやっぱりイギリスが好きですけど。。。(愛)


日本人の参加者はいるのかな??

周りを見渡してみると、セラピストの方々、医療従事者の方々数名、 日本から、あるいは各国に

住む日本人の方々、参加されていました!

その中でも、私のITHMA時代のクラスメイトがけっこういて、、、とても感動です。

みんなそれぞれの夢や立ち場を抱え、頑張っています。

とても刺激になります!



話はズレましたが、

1日目に発表してくださった方々をご紹介します。


●イギリスでメディカルハーバリストとして活躍されている、Alex Laird氏。

現代のヘルスケアに植物療法を復活させることを提唱し、

ヨーロッパやイギリスでの自宅で行うセルフケアニーズの高まりを訴えました。

国民の健康を助ける医療として、

植物療法の復活をもっと踏み込んで議論したいという

考えが伝わりました。

Alex Laird氏



さらに、

初日は、精油やハイドロゾルのディスティラーのお話しがとっても面白かったです。

●<PhiBee Aromatics>の経営者、Clare Lincher氏は、アメリカのアリゾナ州で、4000種以上の

植物と多種の民族植物学についてお話ししてくださいました。

1991年にスタートした彼らのネイティブ植物の研究は、

新しい芳香植物の発見につながっています。

Clare Lincher氏の講演



●ギリシャから、野生種の芳香植物を蒸留されているJanina Sorenson氏が講演されました。

20年以上にもなるクレタ島での野生種精油の採取を紹介してくださり、その拘りと、

植物生理学やエコへの試み・多様な種の保存に対する問題をお話してくださいました。

出展者として、会場の展示場にも顔を出していたので、とても印象的で、ハートフルさが伝わってく

る方でした。

購入した野生種のサイプレスは、サイプレスらしいピリッとした苦味と爽やかさがあり、

力強さを感じます。 これぞサイプレスの美しさ!という香りです。


Janina Sorenson氏


Janina氏が販売している野生種サイプレス
香りを試したい方は、スクールで、私に声をかけてくださいね!


もう一つ、印象的だったのが、

●フランキンセンスやミルラの精油の販売促進を通じて、

ソマリランドの経済の復興に尽力されているMahdi Ibarahim氏とその奥様。

2004年からビジネスを立ち上げた彼は、

アフリカ大陸東端のソマリア半島に位置する共和国、ソマリランド出身。

ソマリアからの独立を目指している国だそうですが、

Mahdi氏も内戦により国土を追われ、難民としてアメリカに渡った一人。

フランキンセンスとミルラなどの、樹脂精油の採取を通じて、

母国を元気にしたいという想いがとても伝わってくる講演でした。

フランキンセンスやミルラは、アフリカやアラビアの国々との歴史的関わりが非常に深い精油です。

歴史の美談に登場することも多いですが、現在の産出国では、どのような現状を抱えているのか、

精油を手にする時に考えさせられますね。


講演会会場の様子



講演者のご紹介パンフレット


今日も最後までお読み頂きありがとうございます。

たくさんの講演者のご紹介、少しずつしていきたいと思っております。


スクールでも、まだご宣伝できていませんが、年末にボタニカ2016報告会を開催する予定です。

詳細が決まりましたらご案内します~。



2016年9月21日水曜日

南アフリカからインガドーガン先生来日します!



イギリスから戻り、IFPAコースの担当や、年末に向けてのイベント準備で

少し慌ただしい9月を過ごしておりますが、

2016年は、まだまだ 楽しく・深く・ためになる講座が続きます!

今年もあと3か月あまりですが、IMSIをどうぞよろしくお願いいたします。


10月に入り、最初のイベントが、


インガドーガン先生による、

リフレクソロジーの来日セミナーです。詳しくはコチラ↓↓
http://www.imsi.co.jp/course/refle/touyou.html


昨年は、「腸内環境と東洋医学」というテーマでご講演頂き、
腸内環境の良好に保つアドバイスをたくさん頂きました。

今年も、セラピーと切り離せないテーマを予定しております。


「ホルモンバランスと東洋医学」



インガ・ドーガン先生とは、

南アフリカ・リフレクソロジー協会初代会長で、

30年以上に渡り、リフレクソロジーの教育に携わっている先生。


東洋医学の要素を取り入れ、

リフレクソロジーだけではない、自然療法の考え方に基づいた

こだわりのリフレクソロジーを実践、教育されています。


冨野先生が開講されている、
南アフリカ式リフレクソロジーディプロマコースは、この先生の教えを受けてのものです。
http://www.imsi.co.jp/course/refle/diploma.html



私は「アロマセラピーと東洋医学」を時折ご紹介していますが、

足をトリートメントすることで、身体を巡る経絡へアプローチする

「リフレクソロジーと東洋医学」も とても理にかなった自然療法と言えます。


女性にとって様々な世代で付き合っていかなければならない女性ホルモン。

そのメカニズムはとても繊細で、頭で考えて思い通りに働いてくれるものではありません。

仕事、家事、様々な悩みやストレスにとても影響されやすく、

または女性ホルモンにより、女性のライフサイクルは制限されたり、立ち止まらなければならない

こともありますよね。

まるで、自分の中にもう一人、自分を左右させる女性がいるみたい。。。


いつでも若々しく、そして活き活きと自分らしい生活を送りたい!

そんな女性たちに、自然療法としてリフレクソロジーを取り入れ活用する

とってもためになるお話しをインガ先生からして頂きます!


不妊・更年期障害・うつ・肥満・月経不順・子宮筋腫・卵巣嚢腫・乳癌など、

決して他人事ではないホルモンの不調と言われる乱れを、

「東洋医学的診断」「施術」「栄養学的アドバイス」

を組み合わせて、セラピューティック・リフレクソロジーの神髄をお伝えします。


IMSIでご受講頂いている方は、

ぜひ日頃されているセラピーのブラッシュアップに、

また初めてブログをご覧頂く方、ありがとうございます、

IMSI渾身のセミナーです。どうぞご参加をお待ちしております!


詳しい内容は、こちらをご覧ください!↓↓
http://www.imsi.co.jp/course/refle/touyou.html




昨年の来日セミナーの様子





2016年9月1日木曜日

ボタニカ2016 の旅①



ずっと楽しみにしていた【BOTANICA2016】の旅が始まりました。

「Botanica」 とは、2年に一度、世界のアロマセラピストを中心に、植物を愛する人たちが集まり、

アロマセラピーの最近の動向を発表し合う、国際カンファレンスです。

一昨年は、アイルランドで開催されました。

今回は、イギリスの南部、ブライトンという街の近郊で開催されます。


初めて参加するので、緊張しますがとても楽しみです!

どんなプロフェッショナルの方々にお会いできるのか、今からドキドキしています。


3日早くロンドンに到着。

カーディガンが必要と聞いていたのですが、薄着でした。。。

日本の猛暑に慣れているので、ロンドンのドライな爽やかな空気と、

既に始まっている秋の気配に、とても寒く感じてしまいます。


お天気は幸いにも良さそうです。

今日もいいお天気で、

早速キューガーデンに出かけてきました。


植物のベストシーズンは少し過ぎてしまいましたが、

さすがロンドンのガーデナーさんたちです。

キューを訪れる観光客を飽きさせないように、素敵な植物の演出をあちらこちらで見つけました。














今回キューを訪れたかった一つに、

この植物園が出来た1775年当初から今も生き続けているソテツの木を見たかったから。


アロマセラピストという視点からは、あまり関係ない植物ですが、

キューの歴史は、現代の植物研究の歴史そのもの。

私たちが世界中の植物をイギリスで、日本で楽しめるのも、あるいは、

世界中に植物園が存在・維持されているのも、

キューを中心にプラントハンターと植物学者が世界を奔走しているからと言ってもいいくらい、

植物の研究にとって、なくてはならないキューガーデン。


そんな歴史とともにあるソテツの木を発見。。。!


横に寝そべるように伸びています。

しかも、大地に根付いているわけではなく、大きな鉢のような箱に植えられています。

根を下に脹れないので、垂直に立っていられないのかもしれませんが、

よくもこの環境で生きているなという感じです!

240年もここにいるのか。。。 外の空気も浴びたいだろな~と思うと複雑な心境です(笑)

でも、人間が世界中の植物を大事にしながら上手にその価値を利用していくためには

研究が欠かせないですよね。

キューの存在に感謝し、植物に感謝し、

まだまだキューガーデン観光は続きます~!


そうそう、素敵な演出を発見しました!

温室の前の生垣に、等間隔に並んだヨーロピアンな石の鉢。

すべて種類の異なるゼラニウムで構成されていました!










アロマセラピーで利用されているゼラニウム種は残念ながらありませんでしたが、

10種類以上のゼラニウムを観ることができました。

一つ一つに科と学名と一般名のカードがあるので、勉強になります!




to be continued....(^^♪