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ボタニカ2016 の旅②

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Botanica2016 in Brighton! ‟Botanica”のカンファレンスは、2年に1度開催される、 英国のアロマセラピストやハーバリストが中心となって行う国際カンファレンスです。 2年前は、アイルランドのダブリンで開催され、 今回は、ロンドンから南へ1時間ほどのところ、ブライトンで開催されました。 会場となったサセックス大学 ブライトンの駅から約6キロのところにあるサセックス大学のキャンパスを借りて、 3日間のカンファレンスと、ワークショップが開催されました。 今回私は初めての参加となりました。 世界各国で活躍されているアロマセラピストやハーバリストなど、 アロマセラピーやハーブの第一線で活躍されている方々の講演を聴くことができたので、 一気にグローバルなアロマの世界が開けた気分でした。 そしてなんと、今回は46か国から約400人もの参加者が集まっていました。 緊張と、心配な気持ちが入り交じり、圧倒されながらカンファレンス初日が始まりました。 最初の開会の挨拶は、 Rhiannon  Lewis 氏 Rhiannon Lewisと 雑誌“International Journal of Clinical Aromatherapy”の著者&編集者であり、 彼女のもとへ精油の勉強のために世界中からセラピストが集まるカリスマ的存在。 カンファレンスのメインオーガナイザーです。 個人的にご挨拶させて頂きましたが、 とてもチャーミングな笑顔溢れる方でした。 彼女の挨拶で一気に会場が盛り上がり, 植物を愛し、育て、紹介していくことをライフワークにされている方々のお話しが始まりました。 ≪講演の概要≫ 1日目:“植物療法の本質と再びつながろう” 2日目:“精油のクリニカルアドバンス”/“活用されるフィトアロマセラピー” 3日目:“植物エキスの多様性”/“植物セラピーの多様性” 最適な日本語訳がなかなか難しいですが、なんとなくご理解頂けるでしょうか。 3日間は午前午後と概要が分けられ、 それぞれ27テーマでの公演がありました。 (2回異なるテーマで講演されていた方もいて、講演者は計26名) イギリス、ア

南アフリカからインガドーガン先生来日します!

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イギリスから戻り、IFPAコースの担当や、年末に向けてのイベント準備で 少し慌ただしい9月を過ごしておりますが、 2016年は、まだまだ 楽しく・深く・ためになる講座が続きます! 今年もあと3か月あまりですが、IMSIをどうぞよろしくお願いいたします。 10月に入り、最初のイベントが、 インガドーガン先生による、 リフレクソロジーの来日セミナーです。詳しくはコチラ↓↓ http://www.imsi.co.jp/course/refle/touyou.html 昨年は、「腸内環境と東洋医学」というテーマでご講演頂き、 腸内環境の良好に保つアドバイスをたくさん頂きました。 今年も、セラピーと切り離せないテーマを予定しております。 「ホルモンバランスと東洋医学」 インガ・ドーガン先生とは、 南アフリカ・リフレクソロジー協会初代会長で、 30年以上に渡り、リフレクソロジーの教育に携わっている先生。 東洋医学の要素を取り入れ、 リフレクソロジーだけではない、自然療法の考え方に基づいた こだわりのリフレクソロジーを実践、教育されています。 冨野先生が開講されている、 南アフリカ式リフレクソロジーディプロマコースは、この先生の教えを受けてのものです。 http://www.imsi.co.jp/course/refle/diploma.html 私は「アロマセラピーと東洋医学」を時折ご紹介していますが、 足をトリートメントすることで、身体を巡る経絡へアプローチする 「リフレクソロジーと東洋医学」も とても理にかなった自然療法と言えます。 女性にとって様々な世代で付き合っていかなければならない女性ホルモン。 そのメカニズムはとても繊細で、頭で考えて思い通りに働いてくれるものではありません。 仕事、家事、様々な悩みやストレスにとても影響されやすく、 または女性ホルモンにより、女性のライフサイクルは制限されたり、立ち止まらなければならない こともありますよね。 まるで、自分の中にもう一人、自分を左右させる女性がいるみたい。。。 いつでも若々しく、そして活き活きと自分らしい生活を送りたい! そんな女性たちに、自然療法としてリフレクソロジーを取り

ボタニカ2016 の旅①

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ずっと楽しみにしていた【BOTANICA2016】の旅が始まりました。 「Botanica」 とは、2年に一度、世界のアロマセラピストを中心に、植物を愛する人たちが集まり、 アロマセラピーの最近の動向を発表し合う、国際カンファレンスです。 一昨年は、アイルランドで開催されました。 今回は、イギリスの南部、ブライトンという街の近郊で開催されます。 初めて参加するので、緊張しますがとても楽しみです! どんなプロフェッショナルの方々にお会いできるのか、今からドキドキしています。 3日早くロンドンに到着。 カーディガンが必要と聞いていたのですが、薄着でした。。。 日本の猛暑に慣れているので、ロンドンのドライな爽やかな空気と、 既に始まっている秋の気配に、とても寒く感じてしまいます。 お天気は幸いにも良さそうです。 今日もいいお天気で、 早速キューガーデンに出かけてきました。 植物のベストシーズンは少し過ぎてしまいましたが、 さすがロンドンのガーデナーさんたちです。 キューを訪れる観光客を飽きさせないように、素敵な植物の演出をあちらこちらで見つけました。 今回キューを訪れたかった一つに、 この植物園が出来た1775年当初から今も生き続けているソテツの木を見たかったから。 アロマセラピストという視点からは、あまり関係ない植物ですが、 キューの歴史は、現代の植物研究の歴史そのもの。 私たちが世界中の植物をイギリスで、日本で楽しめるのも、あるいは、 世界中に植物園が存在・維持されているのも、 キューを中心にプラントハンターと植物学者が世界を奔走しているからと言ってもいいくらい、 植物の研究にとって、なくてはならないキューガーデン。 そんな歴史とともにあるソテツの木を発見。。。! 横に寝そべるように伸びています。 しかも、大地に根付いているわけではなく、大きな鉢のような箱に植えられています。 根を下に脹れないので、垂直に立っていられないのかもしれませんが、 よくもこの環境で生きているなという感じです! 240年もここにいるのか。。。 外の空気も浴びたいだろな~と思うと複雑な心境です(笑)