アロマセラピーと東洋医学 ガブリエル・モージェイ来日セミナー①
2月12日から3日間、ロンドンにあるアロマセラピースクールITHMAの校長
ガブリエル・モージェイ先生が来日され、IMSI主催セミナーを開催しました。
「アロマセラピー×東洋医学」
日本人だからといって、昔は東洋医学が日本の医学だったからといって、
普段「気」という漢字は様々な単語に使われているからといって、
日本の四季折々のイベントは東洋医学の考え方と深く関わっているからといって、
私たち日本人は何気なく使い過ぎて、深く学んだことがない東洋医学。
私も、ロンドンでガブリエル先生から初めて東洋医学の考え方を、しかも英語で学びました。
英語だからなおさら理解が遅くて、はじめのうちはずいぶん苦労しました。
でもとても身近なものなのだと気づいてからは、
学ぶことが楽しくなって、
なんで今まで知らなかったんだろうと思うことばかり。
難しく感じるのは始めだけ。西洋の人が理解するよりも容易いことなんです。
だからこそ、日本人アロマセラピストにお勧めしたい東洋医学の考え方。
今回、日本での3日間では、
陰陽五行の考え方を学び、精油の特徴を東洋医学の視点で見ていきます。
大前提として、陰陽とは?五行説とは?季節の捉え方や人間の体質を勉強していきます。
でも教えてくださるのはイギリスからの先生です(笑)なんだか始めは不思議な気分ですね。
でも、授業が始まって、語り始めると、アロマセラピストとしても、指圧師としても、
豊富なその知識で、受講生を惹きつけていきます。
アロマセラピーは、たくさんの精油の中から、クライアントの心身の体調に合わせて
精油を選んでいきますが、一番大切なのは、
ホリスティックに見ていくということ。
東洋医学も同じです。
精油を選ぶとき、分かりやすく言えば、リラックスしたいのか、活力が欲しいのか、
東洋医学で考えれば、陰か陽か、、、。(実際はもう少し細かいですが)
同じ考え方で見ていくことができます。
精油を選ぶときに、陰陽五行を知っていると、人の特徴と精油の特徴を結びつけやすくなります。
授業は 「火」 から始まりました。
心や感情とふかーい繋がりのある「火」
気持ちのバランスが取れていると、温かさや優しさ、愛情を持つことができます。
バランスが崩れると、情熱がなくなり、満足できず、神経質になったり、愛情が持てず、自分中心の考えになっていきます。
そんなときには、優しく包んでくれるフローラルな香りを選びます。
自分自身をうまく愛することができない人にも当てはまります。
3日間のセミナーでは、スピリットが中心なので、
精神面にアプローチしていくことがテーマでした。
スピリットを統括しているのも「火」。
感情や精神のバランスをじっくり学ぶことは、自分自身を観察するきっかけになります。
セラピスト自身が、バランスの、調和の取れたセラピストであることがまず大事ですね!
コメント
コメントを投稿