ボタニカ2016の旅③
【ボタニカ2016報告会を開催します】
2016年12月23日、14:00~16:00、
自然療法の国際総合学院IMSIにて、ボタニカ2016の報告会を開催します。

精油の最新動向や、アロマセラピーの研究内容を知りたい
アロマセラピストとして活躍されている方必見です!
これからアロマを勉強したいと思っている方にも、わかり
最新情報をお伝えします。
クリスマス前、師走の貴重な祝日の日ですが
もし夕食の待ち合わせまでお時間がありましたら、
また、
表参道近くまでいらっしゃるご予定がありましたら、
参加費は無料です、お気軽にご参加ください。
※お申し込みの場合は、下記IMSIまで
メールまたはお電話にてご連絡ください。
自然療法の国際総合学院IMSI
Tel:0120-458-234
E-mail: info@imsi.co.jp
ということで、↑↑ ブログではお伝えしきれない内容もご紹介します!
年末ですが、≪AROMAブラッシュアップ!≫をぜひ一緒に! お待ちしています。
さてさて、、、
カンファレンスの続きをご紹介します。
2日目は、
“精油のクリニカルなアドバンス活用” “フィトアロマセラピーの活用”
をテーマに10名の方が講演されました。
週末ということもあり、参加人数がとても多く、明るい笑顔で活気づいていました。
アロマセラピーの最新の興味深い研究や補完療法としての実践内容など、
カンファレンスの目玉となる講演が多かったです。
【注目した講演内容その①】
・イギリス、マンチェスターメトロポリタン大学の医学微生物学名誉教授 Valerie Edwards Jones氏
は、医療機関内での耐性菌の流行に対する精油の抑制効果についての研究内容を発表されま
した。
MRSA抑制の試験結果(講演者による資料) |
近年、様々な多剤耐性菌の発生が問題視されるなか、免疫不全患者にとっては命に関わる問題
で、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)やバイコマイシン耐性菌、ペニシリン耐性菌に対する
研究が進められているそうです。
今回、精油の抗ウィルス、抗菌、抗真菌作用を期待した研究結果を発表されました。
研究では、MRSAとブドウ球菌の株に対し、ティートゥリー、パチュリ、ゼラニウム、ラベンダーなどの
精油が試され、単体での使用と2種類をブレンドした複数の試験により、精油の構成物質耐性菌
への効果が認められました。精油の更なる効果に期待が高まっています。
精油の、抗菌、抗ウィルス作用などは、精油が持つ作用の代表として、
香りの持つリラクセーション作用とは異なる最も期待できる作用ではないかと思います。
伝統療法、民間療法で、ティートリーやユーカリはアボリジニの病気を助けてきましたし、
ヨーロッパでクローブやタイムは、伝染病を抑止するハーブとして活用されてきました。
医療レベルでの使用でなくても、精油は、私たちの身近な生活の中で、
様々に活用できる便利で、パワーのあるアイテムです。
もちろん適切な使い方を守る必要がありますが、(原液を直接塗布しないなど)
これからの寒い季節にも、大活躍させたいですね。
風邪やインフルエンザの予防として、
ティートリーはとても優秀です。
その他にも、気管の炎症に良い1.8シネオールを多く含む成分として
ユーカリ、ローレル、カルダモン、フラゴニア
なども併せて使用したい精油です。
空気を浄化し、気持ちの良い朝を迎えたいなら、スプルースブラックもおススメです。
睡眠や栄養バランスの管理に加えて、ぜひアロマを活用してくださいね。
もう一つ、、、
ボタニカ2016のご報告をaromatopia139号 p.66-69に寄稿させていただき、
11月25日に発売されました。
3日間のカンファレンスの内容と、ワークショップの内容をお伝えしています。
IMSIスクールでもお読み頂けますし、
大きい書店でしたら手に取ってお読み頂くことができます。
『aromatopia』は、アロマセラピーの活動や研究、各国のアロマセラピーに関する様々な情報
を確認することができます。素敵な表紙のデザインと、様々な方のアロマセラピー活動を
ぜひチェックしてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
カンファレンスの内容は、専門誌に載せきれなかった部分も含めて
引き続きブログでご紹介していきますので、お楽しみに。
※来年のプロフェッショナルディプロマコースの日程が決まりました。
アロマセラピーをぜひ一緒に学びましょう。
http://www.imsi.co.jp/course/aroma/diploma.html
自然療法の国際総合学院IMSI http://www.imsi.co.jp/
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