Londonlife for Aromatherapist №5
《ハムステッドエリアとフィンチリー》
☆ロンドンはエリアが5つのゾーンに分かれていて、ゾーン1が一番の中心地。
旅行に来たら、まずはゾーン1で観光&お買い物をすれば、十分ロンドンの魅力を
味わうことができます。
大好きなロンドンの街並みですが、
住むとなると、人種が混じり合いすぎていて、観光客ばかりが目につき、
緑の多い静かな郊外に滞在したかった私には、ゾーン1は住む場所という感じではありません。
以前の投稿でもお話しましたが、
ハムステッドヒースに通いたかったので、北ロンドンエリア、ゾーンでいうと3or4 あたりが
私のお気に入りエリアでした。
Tube(地下鉄)の路線はノーザンライン。
カムデンタウンという露店と若者で賑わう街を過ぎると、路線はエッジウエア行きと
ハイゲート行きに分かれます。
どの駅もそれぞれに魅力があって面白いです。
カムデンタウンは、日本の原宿と上野のアメ横を合わせたような、
賑やかで個性豊かな若者がたくさん押し寄せます。
でもカムデンタウンのすぐ隣の駅、チョークファームからハムステッドにかけては
超高級住宅街。 芸能人や有名人も住んでいます。ホーンテッドマンションならぬ、
大きな昔ながらのイギリス風のお家が並んでいます。
お家の中を拝見することは難しいですが、街並みをぶらぶらと散歩するだけでも
とても素敵な味わいがあります。
☆2か月間の滞在を終え、
一度日本にビザを取得するために帰国しました。
アロマセラピースクールの開始と共に渡英したのは9月。
滞在先は、シェアハウスを選択しました。
シェアハウスとは、大家さんが住んでいる、或は管理している普通のお家の1部屋に
間借りするというものです。
私は、語学学校でできた友人が滞在していたお家を紹介して頂いたので、
スムーズに決まりました。
シャワールームとキッチンが大家さんと別で、大家さんは1階に、2階が私たちの居住スペース
でした。主に日本人を受け入れていることが多いインド人女性の大家さんで、とても親日的でした。
語学を上達することが目的で、純粋な?イギリス人のご家庭を探す方もいますが、
ロンドン以外では見つけることができても、移民の多いロンドンでは、今はとても難しいのが現状です。
あまり偏見を持たずに、イギリス人でなくても、親切で愛情があり、お互いの食文化や生活スタイルに寛容になれる間柄を求めたほうが、お家探しは上手くいくと思います。
日本人はわりと自宅で料理をしますが、イギリス人はあまり得意ではなく、オーブンやレンジで温めるものだけを用意する人が多いので、料理をどの程度するご家庭なのかも、チェックする必要があるかもしれません。料理をすることに理解がないと、台所の使い方で揉めてしまいます。
また、無宗教を選択するイギリス人は、今はとても多いし、私たちも欧米スタイルの生活を日本でもしているので、宗教のことを気にしすぎる必要はありませんが、
イスラム教やユダヤ教を信じる方々も多いので、食事や生活スタイルは、きちんと始めのうちから確認しておく必要があります。
気にし始めると、シェアはできませんが、お互い同じ人間。気が合う相手であれば、そんなにストレスにはなりません。
☆9月から約1年間滞在したのは、ノーザンラインでハイゲート方面にある、イーストフィンチリーでした。その駅事態は特段何もない、ローカルなエリアです。ロンドン市内で働く人のベッドタウンの様な感じです。
滞在したシェアハウス |
とても驚いたのは、冷凍食品だけを扱うスーパーマーケット、その名も「アイスランド」という
お店があったことです。
何も知らない私は、大家さんにお勧めのスーパーはあるかと質問し、「アイスランドがとても安くて便利よ」と言われ、お店に行って、その名前の意味を把握した瞬間、物凄いカルチャーショックでした。えっ!青果が売ってない。。!
朝も8時過ぎにはオープンしていて、大量の冷凍食品を袋いっぱいに購入していく家族や老人を目にすることもしばしば。
イギリス人の食事情を垣間見た気がします。
滞在中 日本食に飢えて、食材に困った私ですが、アイスランドで買い物をしたのはその1度だけ。
入店してしまい、買い物籠も抱えていたので、何も買わずに出ることができず、冷凍のミックスベジタブルだけ購入しました。
食事はできるだけ生野菜を買い、自分で料理しようと決意した日でもあります。。
それでも大好きなイギリス。
次回は、ロンドンのゾーン1に繰り出してみたいと思います。
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